2021年10月15日(金)からNetflixで190カ国に独占配信されたNetflixオリジナル作品「マイネーム:偽りと復讐」の衝撃の結末について考察しました。
ネタバレを含みますので、まだ視聴されていない方は、ご注意ください。
マイネーム:偽りと復讐 結末のシーンをおさらい
「マイネーム:偽りと復讐」の結末は、個人的にかなり衝撃的でした。
ピルトとジウがお互いを理解し合い、ジウが自首するため2人で車で警察に向かっている最中、このままハッピーエンドかと思いきや、急に隣にバイクに乗ったムジンが現れ、ピルトは、銃で頭を打たれ、殺されてしまいます。
ジウは、ムジンを殺すため、ムジンのホテルへナイフとピストルを持って、1人で向かいます。
そこで、ムジンと格闘の末、ぼろぼろになりながらもムジンを殺します。
その後、ジウは、1人でホテルから出て、傷だらけのままトンネルのようなところを1人で歩いてどこかへ向かうシーンがありました。
出典元:Netflix
そして、時が経ち、結末のシーンでは、雪の中、お父さんのお墓へ行き、また別の日には、大雨の中、ピルトのお墓へ行きました。
そして、最後は、ジウの顔が映りドラマは終わります。
マイネーム:偽りと復讐 結末のシーンの考察
まず、最初は、雪の中、ジウが1人でお父さんのお墓参りへ行くシーンがありました。
お墓の中には、母親の骨壷、父親の骨壷、そしてもう1つ新たに骨壷が置いてありました。
新たな骨壷の隣には、青とピンクの鍵と父親からもらった大切なライトが一緒に供えられていました。よくみると、ピンクの鍵は、先が少し折れていました。
この鍵について、調べてみたところ、第1話で登場していました。
まず、青の鍵は、ジウのもので、学校へ行くときに持ってでかけた、自宅の鍵でした。
さらに、ピンクの鍵は、お父さんのもので、殺されてしまうシーンで、玄関を開けようとした時に、使ったものでした。
ジウを守るために鍵を隠そうとして、ドアによりかかったときに、先が折れてしまいました。
出典元:Netflix
これらの描写から、この2つの鍵は、ジウと父親の思い出、父親とジウとの絆の証として供えられたものかと思います。
また、家族のお墓に骨壷が増えていたこと、そしてその隣には、2人の絆の鍵と思い出のライトが供えられていたことから、今までのユン・ジウは、死んだことになっていると考えられます。
そして、現在は、本名(マイネーム)であるソン・ジウを取り戻し、新たな人生を生きているのではないかと考察します。
次のシーンでは、豪雨の中、ジウが、ピルトのお墓参りへ行くシーンがありました。
そこでは、以前雪の日にジウの家でピルトとおしゃべりした日を回想していました。当時は、笑顔のシーンはありませんでしたが、回想ではジウがすごく笑顔だったのが印象的でした。
さらに、ピルトは、生前に2人で海の家で過ごした日に、下記の内容の言葉をジウに語っていました。
出典元:Netflix
ナイフを持ち歩いてた
妹を殺したヤツを見つけたらその場で殺してやろうと
毎晩 そいつを刺し殺す夢を見た
そうやって生きてると顔つきが変わってきた
怒りに満ちた殺人鬼のように
俺は
自分を刺してたんだ
お前も自分を刺すな
そして、ピルトのお墓参りのあと、最後の登場したジウの顔つきは、以前と違った少し柔らかな表情のように見えました。化粧や服装も以前のジウの雰囲気とはかなり変わったことがわかります。
出典元:Netflix
これらのシーンから、ピルトを失った悲しみはいまだに残っているものの、ピルトに言われたように、自分を刺すことはやめ、ソン・ジウとして、自分の人生を歩んでいるという描写なのではないかと思います。
ジウの辛い過去を考えると、そう生きていることを願いたいです!
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