2020年10月17日(土)よりNetflixにて配信されている「スタートアップ:夢の扉」のあらすじと感想(ネタバレ含む)をご紹介します。もうすでに第9話を見た!という方と一緒に楽しめたらと思いますので、まだ見ていない方は、見た後に読んでくださると嬉しいです。
この投稿をInstagramで見る
第9話は少し切ないお話が多く描かれていましたね。今回もあらすじと感想について書いていきたいと思います。
ドサンの幼少期の過去
ドサンは、小学生の時の参加した数学オリンピックの試験の時、1問だけ解けない問題がありました。そんな時たまたま吹いてきた風のせいで落ちた解答用紙が見えてしまい、そのおかげで問題を解くことができ、金賞を受賞することができたのでした(突然舞い込んできた幸運)。
たまたま見えてしまったので、仕方がないと思うのですが、それを両親に言えず、罪悪感と申し訳なさを抱えて今まで生きてきたようです。
今回ダルミと出会ったこともたまたまの幸運だとして、その時と似たような気持ちを重ね合わせます。両親にも恵まれて、幸せそうに見えるドサンも両親からの期待の重圧に苦しんでいたのですね。
インジェカンパニーのリスク
インジェの事務所に見知らぬおじさんが訪れてきて、突然インジェに生卵を投げつけます。
このおじさんは、インジェカンパニーが受注した会社の従業員でした。インジェのソリューションを入れることで解雇されそうになった従業員の逆恨みからこのような事件が起こってしまいます。
インジェはこの出来事を「愚行」と言いますが、メンターのソナクさんはこれを「リスク」だと認識するべきと指摘をします。そしてこの後、ソナクさんの指摘通り、インジェカンパニーの開発のせいで、反発デモが行われているということを大々的に報道されてしまうのでした。
ジピョンからの資金調達のアドバイス
ヌンギルのレビューと格闘しているダルミですが、ジピョンからは、顧客の獲得に注力するべきというアドバイスをもらいます。ここでいう顧客というのは、収益を生み出す人であって、ユーザではない、つまり、資金を出してくれるモーニングカンパニーのような企業ということです。
そして、そのためには、広報に力を入れるべきと教えてくれます。いつも的確なアドバイスをくれるジピョンは、もしかしたら昔のドサンなのではないかとダルミは、思いを巡らせます。
ドサンと両親のわだかまり
モーニングカンパニーのCSR事業としてサムサンテックのヌンギルを支援することやそのきっかけが、代表のソ・ダルミだったということが、テレビで放送されます。それをたまたま見ていたドサンの両親は、ドサンが代表だと思っていたため、別の人の名前が代表だと聞いて、驚いてしまいます。
そのことを帰宅途中に知ったドサンは帰宅をやめて、どのように両親に弁解すれば良いのか、サムサンテック’sと呑みながら考えます。しかし、その辛さから、お酒を呑みすぎてしまいます。
大粒の涙を流すドサンを見ていてとても辛くなってしまうシーンでした。(演技が上手ですよね)
そして酔いつぶれたドサンをどうにかするために、ダルミを呼びます。
サムサンテック’sの家に連れて帰ればいいのにと思いましたが笑
そんな時、タイミングよく近くをジピョンが車で通り過ぎます。ダルミの自宅で介抱するとため、ジピョンの車でダルミの自宅へ向かうのでした。
ジピョンとドサンのダルミをめぐる戦い
ジピョンの背中で実はこっそり吐いていたドサン笑
そのため、可愛いTシャツに着替えたのですが、とても可愛かったですよね笑このキャラクターは、一体何なのでしょうか。
出典元:tvN公式サイト
なぜダルミの家にいるのか記憶がないドサンですが、ドサンも着替えを借りて2人でペアルックのTシャツになります。ドサンに対して、泊まったらと提案するダルミに対し、なぜかジピョンも「僕も」といい、2人でダルミ宅に泊まることになりました。
出典元:tvN公式サイト
ジピョンも一緒に泊まることが不満なドサンは、「金持ち野郎」と喧嘩をふっかけ、お互いのないものねだりが始まります。
ジピョンはドサンに対して、自分は、ドサンと比べて、足りないものが多いと言います。例えば、「両親がいる家」「身長」「若さ」などをあげます。一方、ドサンはジピョンに対して欲張りだといい、「リバービューの家」「車やマンションや時計」などをあげます。
そしてドサンは、自分は1つしか持っていない(ダルミのことだと思います)こと、そしてそれが全てなのに欲しがるんですか?とジピョンに言います。
すると、ジピョンはそれなら交換してくれ(車や時計をあげるからダルミを譲ってほしいという意味だと思います)と言いますが、ドサンは「いやだ」と断ります。
ダルミとドサンとおばあちゃん3人でデート
出典元:tvN公式サイト
その夜、ジピョンの可愛い寝相に起こされたドサンがリビングにいくと、ヌンギルのレビューを見て涙ぐんでいるダルミを見かけます。視力が低下していく娘を持つ母親が、視力があるうちに綺麗な景色を見せてあげられればよかったというコメントを読んでいたのでした。
それに気付いたドサンは、翌日3人でのデートを企画します。ジピョンは置いてきぼりです笑
そして3人は車でチョルサンのオススメの海へ行きます。
ドサンは、ヌンギルのレビューをみて、おばあちゃんに綺麗な景色を見て欲しかったのですが、おばあちゃんは、潮干狩りを夢中になって楽しんでいました。
そして、2人の仲が順調なことをおばあちゃんは喜んでいました。
出典元:tvN公式サイト
ドサンがBBQの準備をしている間、ダルミがおばあちゃんに、「15年前のドサンと今のドサンが本当に別人なのかという妙な考えが浮かぶ、気になることは多いけど聞くのが怖い」と言います。
出典元:tvN公式サイト
デートの帰り道
出典元:tvN公式サイト
デートの帰り道、行き止まりにぶつかってしまいます。
車の外で、2人で空を見上げるとたくさんの星が輝いていました。ドサンは、両親の期待に答えられず申し訳ない気持ちがあるとダルミに伝えます。
そしてダルミは、ドサンに「あなたは星屑で月よりはるかに大きい、だから逃げないで」と背中を押すのでした。
ドサンの両親との和解
背中を押されたドサンですが、心配していた両親の元へ帰ります。お父さんは、「なぜ知らない女に会社を渡したのか」と怒りますが、ドサンは、「彼女が代表にふさわしいと」いうのでした。そして、数学オリンピックもカンニングしてしまったということを告白します。(半分以上は実力だと思いますが)そして、お父さんの期待に答えられないことが辛かったと言います。
また、お母さんは、ドサンに
「カンニングしたことよりも、大事なことをあなたから直接聞くことができなかったことが悲しい」
ということを伝えるのでした。
ジピョンのダルミへの高まる気持ち
一方のジピョンは、ダルミへの気持ちを募らせていました。そして、ダルミのおばあちゃんのホットドック店へ行きます。
ジピョンの気持ちに気付かないおばあちゃんは、ダルミがドサンのことを疑っていることを伝え、15年前に手紙のやりとりをしていた巣箱に入っている、ドサンへの手紙をドサンが持っていれば、ダルミは、もう一度信じてくれるのではないかと提案します。
するとジピョンは、真実を話したいということ、そして、ダルミのことが好きだということを告白します。驚いたおばあちゃんですが、ドサンとダルミのことを思うと、今更、ダルミのことを好きになったらいけないと言うのでした。
ジピョンは、深く悲しみ、なんで自分はダメなんだ、気になるし、欲が出るし、辛いと言います。そもそもおばあさんと再会したのが間違えだったと、またおばあさんに乗せられておせっかいを焼いてしまったと泣きながら別れます。(15年前に書いていた手紙もおせっかいだったと幼い頃に伝えていました)
15年前の手紙の場所
突然の雨に、ダルミは、傘を持って、ドサンを駅まで迎えにいきます。ドサンは、お母さんに言われたことを胸に、ダルミに真実を伝えようとします。
一方でおばあちゃんと喧嘩してしまったジピョンは、気を取り直し、15年前の場所(ソンジュ市)へ手紙を取りに行き、ドサンに渡すことをおばあちゃんにメールするのでした。
無事ソンジュ市についたジピョンは、巣箱の中からダルミの手紙を取り出し読んでいました。そして、不意に前を見るとなんとダルミが立っていたのでした。
実はその日、ダルミは、間違えておばあちゃんの携帯を持って出かけしまい、ジピョンからおばあちゃんに送られてきた妙なメールを見てしまい、気になったダルミは、15年前の場所へ来ていたのでした。
なんでこの場所をハンチーム長(ジピョン)が知っているのか?祖母とは前からの知り合いなのか?と聞くダルミですが、ジピョンは答えることができません。
そして、ドサンからの電話にでたダルミは、ドサンにも、15年前の手紙の場所はどこ?と聞きますが、ドサンは答えることができません。
第9話の感想
どうやって昔のドサンと今のドサンが違うことをバレるのか気になっていましたが、今回ついにバレてしまいました。よく考えられていますよね。
ジピョンの気持ちもわかるし、ドサンの気持ちもわかるし、ダルミも辛いだろうし、今回は、みんなが辛い回でとても切なかったです。
本当のことを知ってもやっぱりドサンへの気持ちは変わらないのでしょうか。今日の第10話も注目ですね✨